実装のポイント
電子部品メーカーのヨコオ(東京都千代田区)が2026年4月7日にSBT(Science Based Targets)認証を取得した。パリ協定に基づく科学的根拠のある目標として第三者認証を受けることで、投資家・顧客への信頼性が担保される。ポイントは工場ごとに再エネ導入を段階的に実施し、グローバル5拠点(日本・ベトナム・中国・マレーシア・フィリピン)に展開した具体的なロードマップにある。
具体的な手順
SBT認証プロセス:
- 目標設定: 2024年度比でScope1・2を42%削減(2030年)、Scope3を25%削減(2030年)、Scope1・2カーボンニュートラル(2040年)
- SBTiへの申請: Science Based Targets initiative(SBTi)へ目標の妥当性審査を申請
- 認証取得(2026年4月): 目標がパリ協定と整合していることを確認・認証
再エネ導入の実地展開(拠点別):
- ベトナム工場(2022年10月): 太陽光発電設置、年間134万kWh発電
- 日本・富岡工場(2023年4月〜): 屋上太陽光稼働 → 2025年4月に100%再エネ電力切り替え完了
- 中国工場(2024年5月): 太陽光設置 + 2026年1月からグリーン電力証書取得開始
- マレーシア工場(2026年1月): PPA方式太陽光プロジェクト稼働開始
- フィリピン工場: 再エネ実装を検討中
得られた結果
- SBT認証取得: 2026年4月7日(パリ協定整合性を第三者確認)
- ベトナム実績: 年間134万kWh再エネ電力
- 日本実績: 富岡工場100%再エネ化(2025年4月〜)
- グローバル展開: 5カ国に段階的展開モデルを確立