実装のポイント
中小企業基盤整備機構(中小機構)が2026年3月3日に無料公開した「キヅコ(KiduCO₂)」は、脱炭素対応の入口となる自己診断ツール。「知る・測る・減らす・備える」という4段階の枠組みで、中小企業が自社の脱炭素対応度を数分で把握できる設計になっている。省エネルギーセンターの自己診断ツールとの連携により、測定から削減支援まで一貫して活用できる。
具体的な手順
- 企業属性の選択: 業種・規模などの自社情報を入力
- 4カテゴリの設問に回答:
- 「知る」: 脱炭素・カーボンニュートラルの認知度
- 「測る」: CO2排出量の測定・把握状況
- 「減らす」: 省エネ・再エネ等の削減取り組み状況
- 「備える」: 気候変動リスクへの対策・BCP状況
- ステージ判定の受け取り: 回答内容に基づき、4段階のいずれかのステージ結果を取得
- 専門家相談への接続: 判定結果に応じて、中小機構の専門家派遣・支援ツール・補助金情報が自動で提示される
- 省エネセンターツールとの連携: より詳細なエネルギー使用量の測定が必要な場合、省エネルギーセンターの自己診断ツールに連携
得られた結果
- 無料・短時間(数分)で自社の脱炭素対応度を可視化
- ステージ別に最適な支援策(専門家派遣・補助金・ツール)へ誘導
- 金融機関が取引先企業の脱炭素支援に活用できるツールとしても位置づけ
- 2050年カーボンニュートラルに向けた中小企業の第一歩を標準化