実装のポイント
エヌ・シー・エヌ(NCN)はコスモスイニシアとの協業を通じ、築20年以上の既存マンションを対象に省エネ改修支援を実施。「新築」ではなく「既存ストック」の性能改善という難易度の高いアプローチで、2025年度の目標(30%)を超える37%のZEH水準・省エネ証明取得率を達成した。
具体的な手順
- 対象建物の選定: 築20年以上のマンションを対象に性能計算を実施
- 個別物件ごとの性能試算: 建物単体で断熱性能・一次エネルギー消費量の計算を行い、ZEH水準に必要な改修仕様を特定
- 技術支援の提供: 断熱改修(外壁・窓・屋根)と高効率設備(給湯・空調)の組み合わせを物件ごとに設計
- 省エネ証明の取得: 改修後の性能計算結果に基づき、ZEH水準または省エネ基準適合証明を取得
- 居住者メリットの訴求: 光熱費削減と住宅ローン減税拡充(省エネ基準適合で借入限度額アップ)を合わせて提案
得られた結果
- 2025年度の省エネ証明取得率:37%(目標30%を超過)
- 2026年度目標:60% に引き上げ
- 居住者は光熱費の削減と住宅ローン減税拡充の両方の経済的メリットを享受
- 既存住宅の「環境性能」と「資産価値」を同時に底上げするモデルとして注目