やったこと
ミライラボ(MIRAI-LABO)は2026年6月、歩道・広場・駐車場などに設置できる埋め込み型太陽光発電システム「Solar Mobiway block」の販売を開始した。1パネルの出力は40W、寸法は970×970×67mm。歩行者・車両の荷重に耐える特殊表面技術を採用し、道路インフラに太陽光発電を統合することを目的としている。
技術仕様と設置の概要
スペック:
- 発電出力:40W/パネル
- サイズ:970×970×67mm
- 耐久性:歩行者踏圧・車両走行に対応する特殊表面処理
EV給電パッケージとの組み合わせ: 「EV給電パーミス発電」パッケージとして、昼間に蓄電しEVバッテリーへ夜間給電する一体型ソリューション。エリア全体の電力需要管理が可能。
適用場所: 公園・駅前広場・商業施設・駐車場など、既存のコンクリート舗装面を発電面に転換できる。
導入シナリオと実装ポイント
自治体・インフラ事業者向け:
- 駅前広場や公共公園の改修工事に合わせて設置することで追加工事コストを最小化
- 防災・非常時電源としての活用(EV蓄電パッケージとの組み合わせ)
商業施設・小売業向け:
- 駐車場の舗装面を発電面に転換し、EV充電スタンドへの電力供給に活用
- 脱炭素マーケティング(「発電する床」をショッピングモールの体験価値に)
得られた可能性と課題
40W/パネルは屋根設置型(300〜400W/枚)と比較すると出力は低いが、従来の「非発電スペース」を活用できる点で差別化。日照条件や施工面のコスト(耐荷重対応分)の試算が導入判断の鍵となる。
他社が参考にすべき点
エネルギー自給率向上を目指す商業施設・公共施設・物流センターは、屋根設置だけでなく「使っていない平面(駐車場・広場)」を発電資産として評価することで再エネ調達量を追加できる。EV化が進む物流・商業領域では、EV給電との一体化が特に有効。