やったこと
NTTデータとフランスのエネルギー大手エンジー(ENGIE)は2026年7月29日、NTTデータが世界各地に展開するデータセンターのカーボンニュートラル化に向けた戦略的パートナーシップを締結。英国・オランダ・ドイツの3カ国で具体的な契約を締結済み。
具体的な手順・工夫
英国サウスウェールズでは、稼働中の24MWの風力発電所とコーポレートPPA(電力購入協定)を締結し、2030年9月まで100%再生可能エネルギーを調達。RE100イニシアティブに準拠した調達スキームを採用。関係は従来の売買関係ではなく「協力パートナー」として位置づけ、再エネ調達・電力供給・統合エネルギーソリューションを長期的な枠組みで取り決めた。
得られた結果
AI・クラウド・デジタルインフラの急拡大による電力需要増に対応しながら、「長期的かつ競争力のある再エネ」を調達する体制を確立。英国・オランダ・ドイツでの先行展開により、グローバルなデータセンター脱炭素化の枠組みを具体化。
他社が参考にすべき点
データセンター事業者はPPA(コーポレートPPA)を活用した再エネ調達が最も実効性の高い手段の一つ。既稼働の発電所とのPPAは価格安定性が高い。エネルギー会社との「パートナー関係」として位置づけることで、単発の調達より長期的なコスト競争力と調達安定性を確保できる。RE100準拠の調達設計も顧客・投資家向けの証跡として機能する。