気候ガバナンスの意思決定支援ツールとしての市町村温室効果ガスインベントリ:フィリピンの農業自治体からの証拠
Municipal Greenhouse Gas Inventory as a Decision-Support Tool for Climate Governance: Evidence from an Agricultural Municipality in the Philippines
Juman Kevin B. Tindo
フィリピンの農業自治体リサール(カリンガ州)を対象に、IPCC準拠の手法で市町村規模のGHGインベントリを構築した。総排出量は7,877.66 tCO₂eで、スコープ1が63.13%、スコープ2が36.20%、スコープ3が0.67%を占め、農業部門が最大の排出源だった。自治体の気候変動行動計画(eLCCAP)への統合を通じて、気候変動対策の優先順位付けを支援する枠組みを示している。