やったこと
DHL傘下の飲料物流企業Hillebrand Goriが、飲料業界の荷主向けに輸送の脱炭素サービス「GoGreen Plus Base」と「GoGreen Plus Premium」を始めた。対象は海上輸送と航空輸送。排出削減の水準と料金体系が異なる2種類が用意されている。
具体的な手順・工夫
- GoGreen Plus Base: 地域別の定額料金。主要な輸送区間で、燃料の製造から使用までのGHG排出量を10%削減する。
- GoGreen Plus Premium: 輸送ルート別の料金体系。最大約85%の削減に対応する。
- 海上輸送はコンテナの貸切(FCL)と混載(LCL)、航空輸送にも対応する。顧客は個別の輸送予約、特定ルート、複数の輸送案件に適用できる。
- 削減には持続可能な船舶燃料やSAF(持続可能な航空燃料)を用いる。
- 削減量の配分は、第三者検証を伴う「ブック・アンド・クレーム方式」。対象貨物に持続可能な燃料を直接使わない場合でも、同じ輸送モード内で実現した削減量を顧客の輸送活動に割り当てる。
- 一部の海上ルートでは、EU排出量取引制度(EU ETS)に伴う海運サーチャージが免除される場合がある。
得られた結果
記事には、対象が飲料業界の荷主であること、上記の削減率と仕組みが示されている。申込みの具体的な手順、詳細な料金、契約条件は記事に載っておらず、発表元のDHL公式プレスリリースで確認するよう案内されている。
他社が参考にすべき点
- 削減率は「燃料の製造から使用まで」の範囲とルート別の条件で違う。自社の輸送区間に合うプランを確認する。
- 輸送の燃料を自社で切り替えられない荷主にとって、ブック・アンド・クレーム方式は選択肢になる。ただし、削減量の算定根拠と第三者検証の範囲を契約前に確認する必要がある。
- 海運サーチャージの免除の有無は、EU向け輸送のコストに直結するため、対象ルートを事前に確認する価値がある。
