今週(2026年7月)、postdoc.jp に掲載中の GX 関連ポスドク・研究員求人は計7件。分野別では工学系2件、経済学・化学・地球科学・環境科学・材料科学が各1件と、理系の多様な専門性に需要が分散している点が特徴的だ。
GX サブセクター別に見ると、最多はCCS(炭素回収・貯留)の3件で、DAC(直接空気回収)触媒、CO₂地質貯留評価、カーボンバジェット解析と、異なる技術段階を横断する求人が並ぶ。次いで再生可能エネルギー関連が2件(洋上風力・アンモニア燃焼)、気候ファイナンス関連が2件(トランジションファイナンス・カーボンバジェット)となっている。
キャリアステージ別では7件中6件がアーリーポスドク向けであり、博士取得直後が GX 研究ポジションへの最大の流入窓口となっている。テニュアトラック候補を明示しているのは産業技術総合研究所(AIST)の地質評価職のみで、ミッドキャリア以降の安定ポジションはまだ少ない状況だ。
採用機関は国立研究開発法人(理研・NIMS・NIES・AIST)と大学(早稲田・東北・九州)に集中しており、民間企業からの直接採用は現時点で公開枠がない。インダストリー転換を視野に入れる博士人材にとっては、まず国研・大学での GX 専門研究を足がかりに、政策機関や民間 GX 部門へのラテラルムーブを設計するキャリアパスが現実的な選択肢となっている。
詳細な求人情報および GX 分野の年収・継続率データは postdoc.jp/jobs/ および gxhaken.com/ で確認できます。
