実装のポイント
武蔵精密工業・大和製罐・アプデエナジーの3社が、蓄電池の運用最適化に向けた実証実験を大和製罐東京工場(相模原市)で開始した。核心技術は武蔵精密が開発した直流統合型(DCリンク)システムで、太陽光発電設備と複数の蓄電池を直流で接続して一体管理する仕組みだ。
具体的な手順
- 種類・劣化状態が異なる複数の蓄電池と太陽光発電設備を同一DCバスに接続する
- 蓄電池の劣化診断クラウドシステムと連携し、稼働中の状態変化をリアルタイムに把握する
- 工場稼働中のデータを「生きたデータ」として蓄積し、最適充放電制御アルゴリズムを検証する
背景と知見
武蔵精密は2021年からカーボンニュートラル実現を掲げ、自社工場でマイクログリッド運用に取り組んできた。その経験から蓄電装置・管理システムを自社開発し、外部の工場での実証に展開した。研究機関では得づらい工場稼働中のリアルデータを活用する点が特徴。
得られた結果
2026年9月〜2027年3月の概念実証期間で検証予定。本実証の成果は将来の商業展開への基盤となる見込みだ。
